老後資金は1億円以上!?

老後の生活資金の準備のしかた

老後の生活資金について、最近ではさまざまな本が出版され、現役層のうちから気にかけている方も多いのではと思います。
特に、一部の雑誌では、老後1億円の財産がないとゆとりを持った暮らしはできない、といった記載もされていることから、まだまだ先の老後でありながらも、漠然と不安を感じて貯金をためようと考えている方も多くいらっしゃるはずです。

 

しかし、上記の1億円の財産といっても、これは決して定年の時点で現金で1億円を持っておかなければならない、というわけではありません
したがって、手持ちのお金が少ないからと言ってギャンブルなどで一攫千金を狙う必要などもちろんありません。

 

上記の額は、土地や住宅・これから支給される年金額も含めた総額のことです。
たとえば、4千万円の価値のある戸建を持っていれば、退職金2千万円、生命保険積立1千万円であれば、あとは年金だけでも1億円の財産があるといえるのです。
とはいっても、随分先のことであるにもかかわらず、いや、そうだからこそ生活資金の心配をしてしまうものです。
そこで、生活資金の準備の仕方につき、ご参考までにお伝えできればと思います。


まずは支出を減らす

生活資金を貯めるためには、支出を減らすこと、それから手持ちの資産を増やす、この二つの方法があります。

 

まず、支出を減らすことについて検討しましょう。
大きなものからみていくのがお勧めです。
一番大きな買い物である住宅
これはそもそも「買い物」にするものか、「借り物」で済ませるものかを検討しましょう。
特に、夫婦ともに実家がある場合など、あえて新しい家を買う必要があるのかは十分に検討する必要があります。
選択次第で1千万円単位で支出額が変わるためです。

 

そして、次にです。
たとえば、300万円のエコカーを新車で買うのと、100万円程度の中古車のミニバンではガソリン代等を考慮しても100万円以上の支出額の差が出ます。
支出を減らすことがすべてではありませんが、こだわりが低いものについてはより安いものを選ぶ発想は重要です。

資産を増やす

そして、手持ちの資産を増やす方法ですが、今では定期預金でも0.5%以下であるため、預金だけでは資産を増やすことはできません。
リスクをなるべく負わないようにしたいのならば、年金積立型の生命保険や日本国債、大企業社債のような比較的安定した投資を進めるようにしましょう。
外貨預金外国株は利率も高めではありますが変動が大きいので、趣味程度にしておいたほうが大きな損は避けられます。